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働く女性は、生理やPMSなど、特有の健康課題に直面しながら、職場での理解不足や伝えづらさに悩んでいます。健康経営が注目される中、体調不良に関するコミュニケーション不足が心理的負担を増大させ、休職や退職を選ぶケースも少なくありません。こうした課題を解消し、働く女性が自分らしく活躍できる社会を実現するため、女性の声を基にした施策を通じたウェルビーイング向上の取り組みを開始しました。本事業では、女性特有の健康課題に起因する職場での理解不足を解消し、心理的負担の軽減に向けて取り組んでいます。働く女性の声をはじめ、チームや組織の現状を共有することで、相互理解を深め、フラットでオープンなコミュニケーションを促進させることで、働きやすい環境を実現し、企業の健康経営への貢献を目指します。

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  • 働く女性の悩みに寄り添う社会を創る Re 杉本 愛 (共同研究者:Mipox株式会社 虻川明優、株式会社ヒューマノーム研究所 落合恵理香) 1.解決したい課題と背景 3.実現したい環境 女性特有の課題に対する、周囲の理解が不十分な現状の解消 女性特有の悩みやチーム内のコミュニケーション課題を可 視化し、負担なく共有できる仕組みを整える。この仕組み により、従業員・チーム・組織が現状を把握しやすくなり、 心理的ウェルビーイングの向上を促す。さらに、女性人材 が活躍できる社会の実現を目指し、企業の健康経営にも貢 献していきたい 約7割の女性は 「上司や周囲の 理解が必要」と 回答。 (※)出典:経済産業省 女性特有の健康課題による経済損失の試算と健康経営の必要性について(令和6年2月) 2.課題を解決する意義 働く女性2名、人事労務担当者1名にヒアリングを実施 働く女性:Aさん 働く女性:Bさん 私は「生理」というワードをあえて使った上で、リモート ワークへの切り替えを行なっています。ただ、不調にも波が あり、朝大丈夫だと思っていても、夜になって急に辛くな る時があるため、仕事上の期限や約束を守れなかった時に、 言い訳のように聞こえないか、不安になる時があります。 上司が男性の場合には、伝えづらさがあります。自分「生 理」というワードを使うことに対しても、心理的ハードル を感じています。症状にも軽い時と重い時があり、軽い時 に過度に心配されてしまうのも逆にやりづらいため、の今の 状態を把握していただけるだけでも、気分的に楽です。 だれに? 自分らしく働きたいと願う女性に 何を? 周囲の理解とサポートがある環境を メンバー間やチーム内などにおけるコミュニケー ションの課題を見える化し、 どうやって? 相互理解を促進する方法を検討中 4.今後の展開 現状分析と施策提案 働く女性が直面する健康課題や職場環境の現状を分析し、 データに基づいた効果的な施策を提案することを目指す 研究・開発の重点領域 体調不良と職場での心理的負担の関連性を明らかにする 研究や、相互理解を促進するためのコミュニケーション 手法の開発に注力する 最終的に目指す目標 会社内での不公平感が生じてしまう根本の原因は、他者の実 情を理解できないことが大きいと考えています。お互いが、 どれだけ大変な状態なのかを共有し、見える化することは、 相互理解を行う上で有益だと考えています。公平でオープン 人事労務担当:Cさん なコミュニケーションは、納得感がでやすいと考えています。 これらの取り組みを通じて、働く女性の持続可能なキャ リア形成を支える理論的・実践的な基盤を確立する 5.研究協力のお願い 働く女性の視点 共通点: 症状に波が存在、理解不足に対する不安 相違点: 症状の重さ、周りへの共有の心理的ハードル 人事労務担当者の視点 状況の見える化、オープンなコミュニケーションに ニーズあり 課題解決に向けて、以下のような方と特にお話できればと 考えています。また、「会社 メンタルヘルス」をテーマに したアンケートも実施しておりますのでよろしかったらご 協力いただけますと幸いです。 特にお話を伺いたい方 ・女性の健康課題や職場環境の改善に関心のある 研究者、実務者 • 健康経営や人事施策の導入を検討している企業担当 者 • 心理的ウェルビーイングや職場コミュニケーション に取り組んでいる専門家

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