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不都合な真実【P-029】

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本校では、多くの実験・観察を行い,できる限り本物を見せることを重視してきた。しかし、生徒たちはその意図に反して、教科書と異なる実験結果は「失敗だった」とその原因の考察を行なわない。そこで、あえて教科書の記載とは異なる結果が生じる実験を設定し、生徒たちにその原因について仮説を設定し、検証方法を設計・実施することを実践してきた。 これを私は「不都合な真実」シリーズと名付けている。

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  • 不都合な真実 Inconvenient Truths 大阪教育大学附属高等学校天王寺校舎 はじめに 本校では、多くの実験・観察を行い,できる限 り本物を見せることを重視してきた。しかし、生徒 たちはその意図に反して、教科書と異なる実験結果 は「失敗だった」とその原因の考察を行なわない。 教諭(理科・生物) 森中 敏行 そこで、あえて教科書の記載とは異なる結果が生 じる実験を設定し、生徒たちにその原因について仮 説を設定し、検証方法を設計・実施することを実践 してきた。これを「不都合な真実」シリーズと名付 けている。 テーマ設定の観点 1.授業での実験で扱っている ⇒ 授業の流れに沿って実施。無理のない導入と授業時間の確保。 あ 2.既習内容と矛盾する ⇒「え!なんで!」と疑問を抱かせる。 この疑問がモチベーションとなる。 あ 3.インターネット上に解答がない ⇒ 生徒達は自分の頭で考えるしかない。 具体的なテーマ ① DNAの制限酵素切断および電気泳動分析 ⇒ 「バンドが消えた!」 ② 形質転換実験 ⇒ 「サテライトコロニーの正体は?」 ③ 脱水素酵素実験 ⇒ 「基質がなくても酵素反応が進む? 」 生徒の感想 ・今までの実験の中で1番印象に残ったくらい衝撃で ・予想とは違った結果出て、すぐに失敗したと思い した。理論が正しいわけじゃなく、理論を疑う、自分 ました。でもそのあとすぐに違う結果が出た原因を で検証する必要があると思った。実験だけに関わらず、 みんなで探っていた時は問題を解いてるようで面白 身近で起きている当たり前の出来事もほんとに正しい かったです。 のか、受け入れるだけではダメだと思わされた。

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