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【P-117】コーヒーかすから抽出したコーヒーオイルとセルロースナノファイバーを用いたパラベンフリーのフェイスクリームの開発

SUZUKI Daiki 鈴木大輝

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  • プ ロ ト タ イ プ の 製 造 を 行 い 、 そ の 有 用 性 を 確 認 右手に既存の保湿性を売りにしている商品を、左手に私が開発した商品を 同じ量、同じタイミングでつけ、クリームを伸ばしたところ、図1の結果 になった。左手の私が開発したクリームの方が砂がつきづらかったという 結果から、ベタつきのなさが確認できた。 図1 開発したクリームと市販のクリームのベタつきの比較実験の結果 また、水、市販のクリーム、開発したクリームの水分残存率を比較した ところ、図2のような実験結果となり、保湿性が高いことも確認できた。 本実験では、濾紙を用いて時間の経過と全体の重量の変化より求めた水 分の蒸発率から水分残存率を求めた。 研 究 概 要 マス ク をつ けな が ら スキ ンケ ア ので き るク リ ー ムの 開 発 図2 水、市 販の ク リー ム、開 発し た クリ ー ムの 水 分残 量 率測 定 実験 の結 果 植物由来の新素材、セルロースナノファイバー配合 そして、角層水分計で一週間の肌の水分を測定したところ、図3の結果と マスクをつけてもベタつかない付け心地を実現。 なり、右肩上がりになっていることから全体的な有用性が確認できた。 ✓ 保湿性 ✓ ベタつきのなさ 図3 開発したクリームを使用した被験者の一週間の角層水分度の推移 コーヒーからアップサイクルしたコーヒーオイル配合 高校生みんなの夢AWARD5全国大会 美容や整肌に有用な成分により肌質改善へ。 高校生みんなの夢AWARD5全国大会にて1554名の応募者の中から 審査を経て、トップ10のファイナリストに選出をいただいた。 ✓ 抗酸化効果 ファイナルではオリンピックセンターにてピッチを行い、テク ノロジー賞を受賞。ビジネスとして評価をいただいた。 ✓ メラニン産生抑制効果 ✓ 油溶性機能成分 Su zuki Daiki 従来の製品であれば、保湿力が高いものはベタつくものであったが、セルロースナノファイバーを 鈴木 大輝 配合することにより、保湿性とベタつきのなさのどちらも実現できた。 早 稲 田 大 学 高 等 学 院 3 年 また、コーヒーからアップサイクルしたコーヒーオイル配合することで、美容や整肌に有用な成分 により肌質改善を目指す。コーヒーからアップサイクルしたコーヒーオイルには、抗酸化効果、メ ラニン産生抑制効果、油溶性機能成分があり、肌を整えられる。 suzuki.daiki@toki.waseda.jp @__.daiki.__ @_daikisuzuki_ コロナウイルスの蔓延によって、マスクを着けるようになり、マスクのむれ や擦れから肌荒れに悩む。自身の肌荒れの経験から、スキンケア分野に興味 を持つ。この事業を通して「誰もが自分らしくある社会」を実現したい。 高校生みんなの夢AWARD5全国大会 テクノロジー賞受賞・渋谷キューズ QWS チャレンジ18期採択,19期延長採択・QWSステージ#18優秀賞

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